「そう言えば忘れていたけど『私、待っていたのかも』」。

―――待っているうちに、待ちすぎちゃって、
段々、待っていることさえ忘れて来ちゃって、漢字が薄まって「マツ」になる。そういう感覚。
「マチ過ぎた」私にぼんやりと浮かぶのは・・・

いつも隣の家から覗いてるババア、白子工場、ジュリー、正体不明のランナー、借金取り、
壊れた壺、たんぽぽ、母親、馬鹿兄貴に弟のまさる、帰って来るはずのチチ・・・
「マチ過ぎた」話。


2006年12月7日(木)~10日(日)
@上野小劇場提携公演

作:フジノサツコ
演出:森 新太郎
舞台美術:村上 カオリ
照明:本田 常男
照明オペ:林 治美
音響:穴沢 淳(東京演劇音響研究所)
衣裳:koco
グラフィックデザイン:山根 舞
舞台撮影(写真):小尾 幸春
振付け:永田 良輔

出演:加藤 大我 / 安芸 光典 / 遠藤 邦夫 / 近藤 陽一 / 品田 宏ノ介 / 森田 美和 / 長瀬 知子
  
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